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by souisland
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STEVE KIPNER/KNOCK THE WALLS DOWN+2♪

僕がこのアルバムに出会ったのは
一日3時間ぐらいクラシックギターの練習をする青少年だった頃。
(でもエレキギターへの熱い想いがつねにあった)


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「ジェイ・グレイドン」
「スティーヴ・ルカサー」「ラリー・カールトン」と言う
今も当時も崇拝するアーティストをキーワードに
楽器店の夥しい枚数の洋楽のアルバムの
間を泳ぐように探しまくって
見つけ出した一枚だった。うん、奇跡のね。


スティーヴ・キプナーの最初で最後のアルバム。

そして、ジェイ・グレイドンの初プロデュース作品。


廃盤になっていた伝説の本編。
ボーナストラック2曲の追加収録により
このアルバムにまつわるすべての音源を網羅した事になる
いわゆるマニア垂涎の復刻完結版が出ている。


自宅に帰って、初めて聴いた瞬間
自分レベルでは想像もしていなかったような楽曲が
次から次へと繰り出され呆然と、聴き入るしかなかった。
そして繰り返し聴き続けた。感動と興奮の連続だった。


僕は当時スティーヴ・キプナーの事を
ジェイ・グレイドンが連れてきたアイドルのようなもので
ただの歌手程度に思っていた。


これが大きな間違いで、
彼はその後オリビア・ニュートン・ジョンの「フィジカル」を筆頭に
シカゴやジャック・ワグナー、ジョージ・ベンソン、マークジョーダン等に
数多くの楽曲を提供する偉大なるコンポーザーへと成長を遂げるのだった。
本作はその大いなるステップになったアルバムだったと言える。


DRUMS:Jeff Porcaro
KEYBOARDS:David Foster
BASS:David Hungate
GUITER:Jay Graydon,Steve Lukather,Larry Carlton
B.VOCAL:Bill Champlin


二度と再現する事の出来ない豪華メンバー。
バック・ヴォーカル、ビル・チャンプリンて(笑)
シカゴのヴォーカルですよっ!


そして語り継がれるのが「THE ENDING」
約2分間におよぶジェイ・グレイドンのギターソロが炸裂する。
このギターソロの事を
僕はもはやジェイ・グレイドンの「発明」と呼んでいる。
メロディーをつけたとか、作曲したとかの言葉があまりにも陳腐で
「発明」という言葉でしかこのギターソロを賞賛出来ないからだ。


ただこのギターソロはフェードアウトされて終わっている。
フェードアウトされながらもジェイ・グレイドンのギターは
ノリノリのままだ。
たぶん、たぶんだが15分は続いているかもしれない。
その未収録分が追加発売されて初めて復刻完結版「ファイナル」
ではないだろうか。なーんてね。


僕が西海岸を夢見る青少年だったころ
ずっと聴き続けたAORの集大成として
このアルバムを超える一枚はもう出る事はないかもしれない。(sou)




souの創作小説はこちらから「fantasia souisland music novel」







by souisland | 2012-02-05 00:02 | ●お気に入り